カトマンズ-踊る人々 [旅行]
カトマンズの「人々」シリーズも、第三弾ともなると若干こじつけが入ってくる。今回は「踊る人々」と題して、市内の有名ネパール料理レストラン「ボージャン・グリハ(Bhojan Griha)」の演奏チームをご紹介しよう。このレストランは1998年初頭に市内ディリ・バザールで古いラナ王朝時代の建物を改築して開業、僕の駐在期間の最後の時期に辛うじてかかっていたため、お客さんを連れて行ったのも含めて何回か行ったことがある。楽器演奏に合わせてネパールダンスを披露し、ネパール食を食べさせるというレストランは当時は珍しく(ボージャン・グリハ開業直後にドゥワリカ・ホテルが開業し、そこに「クリシュナルパン」という別の店も出来、今も健在だが)、お客さんのアテンドにはよく利用させてもらった。
ディリ・バザールは妻と僕がネパール語の勉強のために週何回か通った場所である。ボージャン・グリハはこのネパール語の先生のご自宅から非常に近いが、ディリ・バザールのメイン・ストリートから路地を入り、未舗装の道を少し入ったところにある。この未舗装も開業当時から全く変わっていない。こうした昔風情も含めてこのお店の売りなのだろう。本当は予約が必要だったらしいが、交渉してみたらOKということになった。電話番号は01-4416423だ。
若干苦言を言わせてもらうと、こうしたアトラクションは昔の方が良かった。ジャンクリ(祈祷師)が村の病人をおまじないで治す伝統医療の様子を演じた寸劇があったりして、単に舞踊じゃなくて本当に村で行われていることまで理解することができた。それがボージャン・グリハの売りだったと思うのだが、僕達が訪れたこの日は残念ながらこうした寸劇は演じられることはなかった。
でもさすがに食事は美味しい。前菜のスナックからなかなかのもので、お酒もロキシー(沖縄の泡盛のような地酒)はおかわり自由で結構いける。昔のネパールで飲めるビールはサン・ミゲルが中心だったが、サン・ミゲルは置いてないと言われてしまった。比較的メジャーなネパール産外国ビールはカールスバーグだが、店員がネパールブランドの「ネパール・アイス」をしきりに勧めたので一度だけ飲もうと試みたが、1杯でギブアップした。カールスバーグより美味しくない。
伝統的ネパール料理といえばダル・バート。インド的辛さのあるカレーが苦手な子供達を同行させていた今回の旅では、ホテルの選定からして子連れでの利便性を考えざるを得なかった。ホテルを「サンセット・ビュー」にしたことも朝ごはんが日本食中心であることに加えて、ヒマラヤの蕎麦が食べられるからというのがあったし、外出の際にもランチ・ボックスとしておにぎりを手配したりもできたからだ。お陰で僕達大人はダル・バートを食する機会も限られ、少しだけ欲求不満もあった。ボージャン・グリハの料理は、そうしたストレスを解消するにあまりある美味しさだと思った。
ディリ・バザールは妻と僕がネパール語の勉強のために週何回か通った場所である。ボージャン・グリハはこのネパール語の先生のご自宅から非常に近いが、ディリ・バザールのメイン・ストリートから路地を入り、未舗装の道を少し入ったところにある。この未舗装も開業当時から全く変わっていない。こうした昔風情も含めてこのお店の売りなのだろう。本当は予約が必要だったらしいが、交渉してみたらOKということになった。電話番号は01-4416423だ。
若干苦言を言わせてもらうと、こうしたアトラクションは昔の方が良かった。ジャンクリ(祈祷師)が村の病人をおまじないで治す伝統医療の様子を演じた寸劇があったりして、単に舞踊じゃなくて本当に村で行われていることまで理解することができた。それがボージャン・グリハの売りだったと思うのだが、僕達が訪れたこの日は残念ながらこうした寸劇は演じられることはなかった。
でもさすがに食事は美味しい。前菜のスナックからなかなかのもので、お酒もロキシー(沖縄の泡盛のような地酒)はおかわり自由で結構いける。昔のネパールで飲めるビールはサン・ミゲルが中心だったが、サン・ミゲルは置いてないと言われてしまった。比較的メジャーなネパール産外国ビールはカールスバーグだが、店員がネパールブランドの「ネパール・アイス」をしきりに勧めたので一度だけ飲もうと試みたが、1杯でギブアップした。カールスバーグより美味しくない。
伝統的ネパール料理といえばダル・バート。インド的辛さのあるカレーが苦手な子供達を同行させていた今回の旅では、ホテルの選定からして子連れでの利便性を考えざるを得なかった。ホテルを「サンセット・ビュー」にしたことも朝ごはんが日本食中心であることに加えて、ヒマラヤの蕎麦が食べられるからというのがあったし、外出の際にもランチ・ボックスとしておにぎりを手配したりもできたからだ。お陰で僕達大人はダル・バートを食する機会も限られ、少しだけ欲求不満もあった。ボージャン・グリハの料理は、そうしたストレスを解消するにあまりある美味しさだと思った。
「日本の蕎麦の源流はヒマラヤ」
と、クイズ番組でやっていました。
別のクイズ番組では、
「日本の蕎麦打ちをネパール(だったかな?)に教え、現地の観光収入に一役買っている」
と伝えていました。
日本では、お笑い番組と、そのお笑いタレント出演のクイズ番組ばかりです。(苦笑)
by Hirosuke (2009-04-12 20:31)
☆Hirosukeさん、コメント&niceありがとうございます☆
「日本の蕎麦の源流はヒマラヤ」というのはどうかわからないのですが、ネパールのヒマラヤ中山間地やブータンに蕎麦がきのような食べ物が昔からあったというのは聞いたことがあります。
「日本の蕎麦打ちをネパールに教え、現地の観光収入に一役買っている」のもその通りです。ホテル・サンセット・ビュー内にある「ヒマラヤ蕎麦処」は戸隠村で修行を積んだ蕎麦打ち職人が打ってくれています。
by Sanchai (2009-04-12 21:04)