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夜叉ヶ池登山断念 [趣味]

8連休という僕にしては長い夏休みをいただいたのだが、帰省先での最大の後悔は、揖斐川上流の夜叉ヶ池に登れなかったことだ。

最初は14日(日)の早朝を予定していたのだが前日天気予報を確認したら朝9時時点て小雨予想だったので、大事をとって延期にした。しかし当日は朝から快晴で、これだったら十分登れたと後悔。

再挑戦は16日(火)の早朝を考えていたが、前日は夕方から雨で、しかも北陸地方は大雨ということだったので、これは無理だと諦めた。夜叉ヶ池に隣接する三国岳は、福井、岐阜、滋賀の3県にまたがるため、雨雲がかかっている可能性が高かったからだ。(夜叉ヶ池のライブ映像を配信しているウェブサイトがあるので、全景はこちらで確認下さい。)

夜叉ヶ池は、実家からだと登山口まで車で1時間30分、登山口から約3kmの登山道を歩いて1時間30分で行くことができる。登山道の最後がロープを使って登る絶壁になっているのが最大の難所だが、距離的には今の自分の体力で登るには適当だと思う。それに、僕が1995年7月に「夜叉ヶ池伝説マラニック」に出場して夜叉ヶ池に最後に登ってから今年は丁度10年経つ。健康をかなり害している僕が、再び夜叉ヶ池を目指して走り出せるか、動機付けをしておきたいという気持ちがあった。

今回は、8歳になった僕の長男を連れて登ろうかと思っていた。夜叉ヶ池には前述の通り伝説があって、西美濃地方では幼稚園か小学校辺りでよく聞かされて子供たちは育つ。お爺ちゃんお婆ちゃんの家の地方の昔話は、ちゃんと伝えておきたいと考えた。(岐阜県神戸町の神戸北小学校が「伝説夜叉ヶ池」の物語をイラスト付でまとめたウェブサイトがあるのでご覧下さい。)

今回は登山がかなわなかったが、来年の夏は改めて挑戦してみたいと思う。そのためには、もう少しうちの長男に根性を付けさせないと駄目かもしれない。この秋に高尾山辺りで少し練習を積んでおく必要もあるように思う。僕自身は、この秋に所用で名古屋に行く予定がある。そのついでに、一度下見のために1人で登っておこうかと思っている。

いずれにしても、もう少し体力はつけなければいけないと思う。夜叉ヶ池登山を目標に、歩く努力をもっと積み重ねたいとの決意を新たにしているところだ。

余談ですが、この夜叉ヶ池は、泉鏡花の戯曲の題材にもなっています。ご関心ある方は、そちらのサイトもご覧下さい。美濃国の話では必ずしもありませんし、夜叉姫伝説の話ともちょっと違いますが…。
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