『スーパースター』ラジニの今 [インド]
最近仕事がかなり忙しくてブログ更新をお休みしていました。未だ忙しいのですが、週末でもあるので、少し貯めていたネタの放出を図っておきたいと思います。先ずは軽い話題から。
ラジニカーントといえば、シャー・ルク・カーンと並んで日本では最も名前の知られたインド映画の俳優、スーパースターである。1998年に日本で公開された『ムトゥ踊るマハラジャ』は、タミル語ではあるもののインド映画の面白さを日本の映画ファンに知らしめた痛快活劇であった。
『ムトゥ～』当時のラジニカーントもちょっと髪がアブナイなと思っていたのだが、最近『NDTV Indian of the Year Award 2008』の授賞式で壇上に上がって会場のシャー・ルク・カーンとのやりとりをTVで見て、目を疑った。
うおーっ、これがあのラジニカーントなのか
もうあの軽快なダンスはとても魅せられそうにないぞ。心なしか下顎のあたりの締りがなくなってきたような気もする。スーパースターは社会貢献事業でもご活躍のようで、映画出演1本当たりのギャラが2億ルピーと言われるシャー・ルク・カーンもラジニカーントを目標にしていると聞いた。そんなこともあって、さらには最新主演作の『Shivaji』のスーパー・ヒットもあっての『Indian of the Year Award』受賞であったのであろうと思う。
さすがのスーパースターも老いには勝てないか？そこで考え出されたのが古き良き時代のスーパースターのイメージをCGで表現した3Dアニメーション映画。スーパースターの娘がプロデュースした『Sultan the Warrior』は年内公開される予定で、インド映画初の3Dアニメーション映画として話題になっている。
歳とともに髪が後退するのは誰もが経験するのではないかと思うが、インドに来てみて驚いたのは、意外にもヅラの人が多いということだ。スーパースターのように大衆の面前でも禿げ上がった頭を見せられるのはある意味すごく勇敢なことだと思うが、市井の人々はそれでもやっぱりある程度は外見を気にしているように思える。
うわー唯一知ってるインド俳優さんです☆
確かインドのキムタクといわれるほどの人気でしたよね。
今もなんでしょうか？
３Ｄアニメーションも面白そうです。
by ノリ (2008-02-03 10:50)
ノリさん、お久しぶりです。コメントとnice!への１票ありがとうございました。
「インドのキムタク」ですか！いやぁ、知らなかったです。千葉真一に少しオバカ系のテーストを加えるとラジニカーントになりそうな気が当時はしていました。
でも、当地での評判を聞く限りでは『Shivaji』は相当カッコよかったそうです。3Dアニメーションは相当受けるでしょう。
ところで、当地では今週末、リティク・ロシャンとアイシュワリアが共演する『Jadhaa Aｋbar』という歴史映画が封切られます。ムガール帝国の初代皇帝アクバルの物語ですが、予告だけ見ていると絢爛豪華で、南アジアの歴史を勉強させるためだけにも子供にも見せたい映画のようです。アクバル皇帝を演じるリティク・ロシャンがすごくカッコいいです。3Dのスーパースターはちょっと負けてます。
by Sanchai (2008-02-03 18:30)