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人事異動内示アリ [仕事は嫌い]

僕用に処方してもらっていた漢方薬すら平日の頭痛に効かなくなってきた今週、僕もそろそろ限界だなと思っていたところだったが、昨日、人事異動の内示をいただくことができた。
 
最後の最後には役員にまで慰留され、90分間役員から説得を受けている間は頭痛もピークだった。それでももう体がもたないと固辞したところ、最後は役員もご理解下さった。「君の置かれた状況については人事部でよく聞いてきた。今まで大変な苦労を背負わせてきてしまい、申し訳なかった」といった労いとお詫びの言葉までいただいた。少し胸が詰まった。
 
この役員の下には、部長がいて、総括課長がいて、そして直属の課長がいる。部長と総括課長はこの日でそれぞれ退任、栄転が予定されている。2人とも僕の置かれた状況をよくご覧になっておらず、僕の異動を先延ばしにしようと人事部に働きかけておられた。自分達はとっとといなくなるのに・・・である。僕の置かれた状況に本当に耳を貸してくれたのは結局は人事部の方々だった。現場で何が起きているのかは、現場を預かる我が部の幹部連中よりも、実は人事部の方がよく把握していたというねじれ現象が起きていた。
 
結局、この2人からは侘びどころか労いの言葉すらなかった。現場を見ていない取締役のイエスマンというのはそんなものなのだろうと思う。また、木、金の両日、2月中旬から療養生活を送っておられた我が課の課長がリハビリを兼ねてオフィスに顔を出した。ほんの一瞬だが。でも、この課長も僕に対してはさしで労いの言葉をかけるような優しさは示して下さらなかった。病人には罪はないとわかってはいるが、きっとやって当然くらいにしか思われてなかったのだろう。この人も含め、欠員放置を1年間もやられて僕がどれだけの仕事を背負い込んでいたのかはわかってくれてなかったのだろうと思う。それで職場が回っていたと思われていたのだろう。だから、この3人のうち誰一人として担当役員に欠員の話はしていなかったし、人事部にも「なんとかしてくれ」という強烈な陳情もして下さらなかった。
 
マネジメントとはどういうことなのか、随分と考えさせられた3年5ヶ月だった。前任の課長も含め、我が部の幹部4人に仕事のできない部下1人―――彼らを反面教師として、これからの僕の用兵術にも生かしていきたいと思っている。
 
僕の異動先?公の場で言える状況になったらお知らせします。取りあえずは、1998年以来の念願の職場への異動であるとだけ申しておきましょう。それがかなったのは、結局のところはこれまでの自分の頑張りによるものだと思っています。胸を張っていい。
 
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コメント 2

あのね、的外れだとよいのですが
私も長く頭痛に悩まされていたのですが
ナント、原因は「目」でした。
最近、眼科にいかれたことはありますか?
「ナンカ目が痒い!」程度でも一度いくと
オメメに、風を当てる検査をもれなくやっていただけます。
それで解かりますけどね。
お大事にしてください。
by (2007-04-01 08:52) 

ハンドィクラフト

おめでとう!おめでとう
念願の海外赴任でよかったですね。
きっと人の痛みが判る上司になれますよ。2ヶ月は早いものです 準備に追われることでしょう 連休には顔見せに来てください。
by ハンドィクラフト (2007-04-01 21:18) 

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