ラップトップ(旅の失敗3) [出張先にて]
ラップトップ、一応持ってきました。2000年に購入したIBMのThinkPad。でも、正直具合があまりにも悪いラップトップで、スタンドアローンでWordやPowerPointの資料を作る目的でしか携行していなかった。当然ネット接続して使うことを考えておらず、出張先ではメールチェックをしていなかった。
僕は元々出張先でメールチェックをするのは好きではなく、出張中は出張に関係する仕事に集中したいという主義だ。他の用件でメールをされるのが嫌な人間なのである。
でも、今回は、シンガポールへ出発する直前の13日に、19日夕方のセミナーでパネリストを務めてほしいという依頼を主催者から受け、元々予定していた用件が終わったらその準備に入らなければならなかった。主催者との連絡調整、必要な資料のネット上での閲覧等、本当はやらなければいけなかった。でも、東京にいる時に何を発言するかは何となくは考えていたので、発言要領を推敲するだけならネットに繋げられなくてもWordでできるとたかをくくっていたのである。それに、主催者も現地入りしているわけだから、メールじゃなくても会場で直接コンタクトできるとも思った。
しかし、会場入りしても主催者とは連絡がつかず、事前に送付すると言われていた資料も入手できずに19日の本番を迎えてしまったのである。幸い、事前に準備していった話がセッションのテーマにもフィットしたし、フロアからの質問も僕の守備範囲であった電気通信に関するものだったりしたので、事なきを得た(ホント、芸は身を助ける)。
でも、帰国してからオフィスのメールをチェックしてみると、主催者からのメールが数通来ていたし、会って話がしたいというアポの申し入れのメールもあった。僕は出張先ではメールチェックをしない主義を通してきたが、世の中はどこでもメールチェックをするのが常識化しているらしい。しかも、ホテルの客室には高速インターネット接続が可能な環境が整っていたし、市内を歩いてみても、ワイヤレスLANを使ってカフェでサクサクインターネットという光景を頻繁に見かけた。空港のラウンジは当然ネット接続可能である。
もはや僕のスタイルは通用しないということなのかもしれない。
もうThinkPadも相当重いと感じる時代である。次の出張の時にはもっと薄くて軽いラップトップを購入して、持っていきたいと思っている。そうすればブログの中断もないだろうしね…。
それでも、出張の用件以外の仕事関連のメールに対しては返事するつもりはありません。
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