傘、傘、また傘(旅の失敗1) [出張先にて]
シンガポール出張で最も過剰装備をして出かけたにも関わらず、帰りの荷物がかえって増えてしまったアイテムがある――傘(Umbrella)である。
1.出発前 通常、出張する時は、前日朝までにパッキングを終え、スーツケースを宅配便で空港に先に運んでもらうことにしている。当日は空港まで軽装で出かけ、空港でスーツケースを引き取る。
そこで何が起きたか。スーツケースに2つ折の折りたたみ傘(Umbrella第1号)をしまった。シンガポールは未だスコールがあることを想定したいたからだ。
ところが、出発当日がなんと雨。自宅から駅まで行くまでに濡れるわけにもいかないから、3つ折の折りたたみ傘(Umbrella第2号)をもう1本携行して出発せざるを得なかった。
2.到着後 シンガポールに着いた翌朝、所用があってCity Hallに出かけた。その足でオーチャード駅から歩いて15分ほどかかる我が社のシンガポール支社に挨拶に行こうと思った。City Hallからラッフルズ駅まで歩き、アポの時間まで少し時間があったので、前回の記事でも紹介した懐かしのスタバでラテを飲んで一服した。
スタバを出る時、小雨がポツポツと…。ここで傘を持って来なかったのを少しだけ後悔したが、小雨だったらオーチャード駅から歩いてもなんとかなるだろうと判断した。
しかし、オーチャード駅で下車して地上に出ると、なんと土砂降り!熱帯地方特有のスコールである。もうアポの予定時刻である11時30分には間に合わないと諦め、オーチャードの交差点のところにあるISETANの4階で昼食を取ることにした。そのうちにスコールは上がるだろうと期待して…。
その雨は1時間以上あがることはなく、時刻は午後1時に迫った。どうしてもホテルには4時前に戻らねばならないため、もう時間的猶予はない。やむを得ず、ISETAN1階でジャンプ傘(Umbrella第3号)を購入し、満を持して街路に歩き出した。それでも支社までの15分間は雨が続き、ズボンはびしょ濡れになってしまった。支社からホテルまでは会社の車で送ってもらったので助かったけど。
3.教訓 最初から折りたたみ傘1本をずっと携行していればこんなことにはならなかったということである。現地で購入したジャンプ傘はスーツケースに収まるサイズではなく、持ち帰るのに結構かさばった。
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