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やったね俺、プロジェクト終了! [仕事が好き]

日付の上では水曜日(26日)のことにであるが、僕が1年以上関わってきた研究プロジェクトの成果発表会が開かれた。プロジェクトの概要報告とパネル討論を合わせ、約3時間のイベントは無事終了し、出席していた我が社の役員、僕の上司からは「よかった」とのお褒めの言葉をいただき、会場で回収したアンケートでも、大方の意見は「今まで気付かなかったけれども、10年後、20年後の世界を考えた場合に極めて重要な課題に気付くよいきっかけを与えてくれた」という評価で、「論点があまりに多岐にわたるので、それぞれを深掘りするのにもう少し時間があった方がよかった」といった、参加者の知的好奇心をくすぐるのにも成功していたのではないかと思う。

僕はこのプロジェクトではレポートの一部について執筆も担当した。従って内容的にはこれを肯定する立場であるが、この日の第二部のパネル討論では、本編でカバーしきれなかった論点を補足してくれるだろうと期待して外部の有識者お二人にコメンテーターとして参加してもらった。うち1人は僕の米国駐在時代に初めてお目にかかった方であり、もう1人は僕が2004年3月に通信制大学院で学位を取得した際の修士論文で引用させていただいた論文の著者で、6月1日に都内某所で開催された会議でこの分野でも研究業績があることを知り、突撃アプローチしてコメンテーターを引き受けていただいた。

既にこのブログでも若干触れたが、実はこの成果発表会開催にこぎつけるまでに、コメンテーターの人選でひと悶着があった。最初にお願いして内諾を取り付けていた方と連絡の行き違いで関係を悪化させ、その方が他者へのメールで、我が社のことを極めて汚い言葉で罵っておられたのを知った。こちらから関係修復を図ろうとしても取り付くしまもなく、一時は成果発表会自体の延期も覚悟した。しかし、延期すると他のパネリストの皆さんにもご迷惑をかけると気をとり直し、代わりに先述の後の方の先生にコンタクトしてコメンテーターをお引き受けいただいた。体制が整ったのはたった10日前のことだった。

この研究プロジェクトの評価は上々で、発表会にも来ていただいていた当社役員からは、「これから5年くらいは今日出た各論点の考察を深める研究を蓄積しろ」という指示までいただいた。僕はその行く末まで見極められるほど今の部署に長くいるとは思えないけれど、このテーマは自分の身近な出来事が世界にも繋がっているという端的なケースであり、どこの部署に異動になっても日常生活の中では取り組んでいかなければならず、だから個人的には今後も関わっていきたいと思っている。

さらに嬉しかったのは、毎週土曜日に一緒に勉強していた市民講座の受講生が4人、市の国際交流協会の事務局からも1人、はるばる三鷹から会場のある市ヶ谷まで来られていたことだ。この日はそれまでのぐずついた天候が嘘のような快晴で、気温がぐんぐん上がってとても暑い午後のひと時だった。天候にも感謝したい。そして、そんな暑い中来ていただいた多くの方々にも、感謝申し上げたい。

とてもいい気分。


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