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読みたくない文献を集中して読む工夫 [自己啓発]

GW後半は6日に休暇を取って合計6連休にした。でも6日も休んでいるとズルズル先延ばしにしていた仕事もそろそろちゃんと目処を付けておかないと周囲に迷惑をかけるんじゃないかと心配になってくる。だから、実のところ幾つか連休中に仕上げようと思っていた仕事を持ち帰っていた。

たいていの場合、休日前に持ち帰った仕事は休日の家族サービスに追われて想定していたものの3割程度できて御の字で、休日明けの出勤は自己嫌悪にさいなまれながらすることになる。

今回持ち帰っていた仕事の中で最も厄介だったのは、ある研究者に委託していた研究レポートのドラフトにチェックを入れる作業だった。最初から英文で書かれたドラフトである以外はページ数にして56ページと大したことはなく、GW前にできれば済ませてしまおうと考えていた。ところがこれが相当に雑な文章で、ネイティブチェックが入っていないために語法や文法上の間違いや用語の不統一が甚だしく、見出し・小見出しが少ない上に各段落の頭にキーセンテンスがないため、とにかく読みづらい。言いたいことが見出しづらいし、スラスラ集中して読めないのである。スラスラ読めないから当然集中も続かない。GW前に終わらせるどころかとうとうGWに突入してしまい、さらにGWも終わろうとしているのに、チェックをしきれていない。

自分が出会った中でも五指に入る悪文であるため、いかに仕事だといってもなかなか読む気になれなかった。しかし、連休も終わればすぐにコメントを出さねばならない。仕方がないから7、8日の両日はかなりの時間をチェックに費やすことにした。

そこでボクが考えたのは次のような方法だった。

  1. 制限時間(例えば5分とか)を設ける。
  2. 制限時間を過ぎたら休憩を入れる。
  3. これを何度か繰り返す。

そもそも集中できないからダラダラ読んでいたら30分で2ページも読めない文章だ。それでも公開されるレポートだからちゃんと一字一句吟味しなければならないので、それだったら5分集中して5分休憩するのを3セットやって30分費やしても、ダラダラやっているよりはスピーディに読めるような気がする。実際、これをやってみたら5分どころか15分以上集中して読めたので結局最後の11ページをかなりのスピードで読みきれたのである。(読んだ後は、電子ファイルにコメントを書き込まなければいけないので、そちらの方は時間がかかっていて未だ終わっていない。)

これはなかなか良い手だと思うので、職場でも実践してみようかと考えている。

 


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